9月の富士五湖
まだまだ暑かった9月23日(火)、24日(水)、
2日間の休みがあったので、
妻の慰労を兼ねて富士五湖に旅行した。
富士五湖と書いたが、実際は本栖湖、精進湖、西湖の
3つしか行っていない。
清水から身延経由で、「本栖みち」を登っていく。
富士山がきれいに見えるスポットで、
旧1000円札の印刷になっていた。
もっと古くは、織田信長が武田勝頼を滅ぼした後、
物見遊山をしながら駿河路を通って帰るときに、
徳川家康が仮設の展望所を造って富士山を見せた場所でもあり、
最近では、アニメ「ゆるキャン△」の
初回オープニングの場面として使われた場所でもある。
ところが、この日は富士山が全く見えなかった。
9月くらいの昼間にはよくあることだけど。
そこで、3月に一人で行った時の写真を載せておく。
直に自分の目で見るともっと迫力もあるし綺麗だ。
同じく本栖湖畔だけど、南側の本栖湖キャンプ場前付近に移動し、
キャンプ用バーナーを使い、お湯を沸かしてドリップ珈琲を入れ、
身延の永昇堂で買っておいた身延饅頭をおいしく頂いた。
ブログ用の写真を撮っていたら、
通りかかった方が「お撮りしますよ」と申し出てくださり、
いつもは私一人が被写体なのだけど、
次に向かったのが風穴。風穴とは洞窟なのだが、
地表とつながる出入口が複数あり、
風が通るようになっているもの をいう。
すると地下の冷たい空気が地上に吹き出てくるようになる。
富士五湖周辺には、溶岩が冷えて固まるときにできた洞窟が
風穴になっていくつも存在している。
私たちが行ったのは富岳風穴。
大駐車場があり、外人の観光客も大勢来ていた。
たくさんの風鈴がつるしてある理由が今回調べて分かった。
冷たい空気が噴き出すときによく鳴るんだろう。
ただこの時はまったく鳴っていなかった。
穴を降りていくと、途中から明らかに空気が変わり、寒くなる。
底の通路を進むと、氷が広がっている場所もある。
天然の冷蔵庫だ。私たちは長袖の服に
ウィンドブレーカーも着用したが、
半袖短パンで来ていた大学生たちはきっと寒かったろうな。
この日はこれでホテルに行って、お風呂に入り、
フレンチのコース料理にクラフトビールを頂き、就寝。
でもやっぱり9月の富士山は雪がないし、
ぼやっと見えるのでいまいちかな。
ホテルを出て、西湖の南側の
山並みのピークにあたる三湖台へ行く。
三湖台の近くには紅葉台という展望台兼売店、食堂があり、
そこまで結局車で上がれることが後で分かったけど、
未舗装の道路だったので、国道近くの駐車道から歩いて登った。
30~40分のハイキングで、夏の疲れが残る体には
ちょうどいい運動になった。
三湖台の標高は1200m余り。
気温は20℃ほどで、吹いてくる風が爽やか。気持ちいい。
南には富士山が見えるはずなのだが、
もうこの時間には雲がかかって全く見えなくなっていた。
この日もバーナーで湯を沸かし、
ドリップコーヒーと紅葉台の売店で買ったピノを頂き、
のんびりとした休日を堪能してきた。





















































